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2026年1月30日

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 演奏会や発表会、生徒募集のチラシ。最近はCanvaなどの便利なツールを使って、ご自身でデザインできる音楽家や先生が増えましたね。

「音楽の楽しさを伝えたい!」「華やかにしたい!」という想いから、壮大な背景やイラスト、キラキラした背景をたくさん詰め込んだ結果……


「……で、これ、いつどこでやるの?」


と、肝心の情報が埋もれてしまっていませんか?


 ただテンプレートを使うだけでは、効果的な仕上がりにはなりません。ちょっとした工夫で、見た目も集客力も格段にアップします。これから数回、CanvaでもIllustratorでも共通の、チラシを作る際に押さえておきたい「なんかパッとしない」を卒業するポイントをご紹介しようと思います。

 今回は、ノンデザイナーのチラシでよく見られる、「背景が賑やかすぎて文字が読めない問題」を解決するための具体的なポイントです。



 Canvaには魅力的な背景画像やパターンがたくさんあって選ぶのが楽しいですね。しかし、背景が賑やかすぎると、肝心の文字が読みにくくなってしまいます

 読みずらい情報は無意識に飛ばされてしまいます。例えば、花柄やグラデーション、複雑なイラストの上に文字を載せると、背景に埋もれて文字が判読できず、読んでくれません。


背景に埋もれて読みずらいチラシ
背景に埋もれて読みずらいチラシ

1. デザインの目的は「読ませること」

 まず、一番大切なマインドセットから。 チラシの目的は「素敵だな」と思ってもらうことですが、その先の「チケット申し込み」「足を運ぶ」という行動に繋げるには、情報の読みやすさ(可読性)が不可欠です。背景が賑やかなのは想い入れの強さの現れですが、読みにくいチラシは、残念ながら存在しないのと同じになってしまいます。


【解決策①】シンプルな背景を探す


💡背景選びのポイント

・色数が少ない

・文字を入れるスペースが空いている

・細かいがらより大きい柄



 例えば春や桜のイメージにしたいときは、カラーだけの表現でも十分伝わります。

シンプルなチラシにしたい場合はグラデーションやカラーだけの背景にしてみるのも良いですね。



【解決策②】文字の下に「座布団」を敷く


 最も簡単で効果的な方法です。文字を写真の上に直接置くのではなく、四角や丸を挟みます。このことを「座布団を敷く」と言ったりします。


💡やり方: Canvaの「素材」から四角形を選び、文字の後ろに配置します。

💡ポイント: 透明度を「70~80%」くらいに下げると、背景の雰囲気を残しつつ、文字がくっきりと浮かび上がります。逆に、透明度100%だと、モダンなデザインになります。



【解決策②】背景写真を「ぼかす」か「暗く」する

 背景に使っている写真そのものを加工する方法です。



ぼかす

  Canvaの「画像を編集」から「ぼかし」を選択。背景をぼかすだけで、手前の文字に視線が集中するようになります。一回思い切って大きくぼかし、様子をみながらだんだんぼかしを小さくしていき、最適なポイントをさがします。



暗く(または明るく)する

 白い文字を使いたいなら、背景写真の上に「黒または暗めのカラーの四角」を重ねて透明度を下げ、写真を暗く沈ませます。黒い文字を使いたいなら、逆に「白い四角」を重ねて全体を明るいトーンに飛ばします。



【解決策③】文字に縁取りや影をつける


 これは安易にやると一昔前のデザインぽくなる場合が多いので要注意です。Canvaの「エフェクト」機能で文字を強調することもできますが、できるだけ装飾なしでも見やすい背景を探すのがベストです。黒縁・白縁だと野暮ったい感じになる場合はカラーの縁を検証してみてください。Canvaでは文字のエフェクトもたくさん選べるので、チラシのイメージにあったものを探してみましょう。


次回:余白を恐れない

 デザインに慣れていないと、どうしても空いているスペースを埋めたくなってしまいます。しかし、「一番伝えたいこと(日時・場所・料金)」を際立たせるためには、周りにあえて何もない空間(余白)を作ることが最大のテクニックです。

「賑やかさ」を少しだけ抑えて、「伝わりやすさ」に10%だけシフトしてみる。それだけで、あなたの音楽の魅力はもっと多くの人に届くはずです。


ぜひ、次回のチラシ作りで試してみてくださいね!

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